トイレがにおうのは、排せつ物が長く残っている、砂が吸いきれていない、あるいは本体や周囲の掃除が必要になっている、といった理由が多いものです。まず、においがどこから出ているのかを突き止めましょう。芳香剤を足しても、部屋のにおいが変わるだけで問題は解決しません。
猫の排せつの様子に変化があるときは、別に注意が必要です。いきんでいるのに尿がほとんど出ない、まったく出ないという場合は、ただちに救急の動物病院を受診してください。トイレを掃除して様子を見る、という判断は避けましょう。
においから原因を見分ける
掃除と掃除の間ににおいが強くなる。 どのくらい排せつ物がたまるか、すべての猫が使えるトイレに行き着けるかを確認しましょう。猫が1頭のときにうまくいっていた手順も、もう1頭迎えると調整が必要になることがあります。
排せつ物を取り除いてもにおいが残る。 底にこびりついた濡れた砂、ふちの裏側の汚れ、スコップやマットに付いた排せつ物を探してみてください。吸いきった砂の交換は、砂のメーカーの指示に従いましょう。
洗ったばかりなのにまだにおう。 床や近くの面を確認し、それから本体に傷や落ちない汚れがないか調べます。きちんと洗えなくなったら交換しましょう。どんな素材であっても、においがつかないものとして扱うべきではありません。
きれいなトイレを猫が避ける。 行きやすさ、置き場所、大きさ、砂の好み、そして病気の可能性を考えてみてください。コーネル大学の 不適切な排せつに関する手引き は、こうした問題が消臭剤だけでは解決しない理由を説明しています。ほかの場所で排せつしたからといって、猫を叱らないでください。

猫が使い続けられる手順をつくる
毎日取り除き、よく使われているときはもっとこまめに確認します。容器は定期的に洗い、よくすすいで、乾かしてから砂を入れましょう。すべての砂に同じ交換頻度を当てはめるのではなく、トイレと砂それぞれの説明に従ってください。
AAHA/AAFP のトイレに関する手引き は、行きやすく静かな場所、毎日の掃除、そして猫ごとの砂の好みを重視しています。強い薬剤は避けるよう勧めています。別の砂を試すときは、猫が選べるようトイレをもう一つ用意しましょう。
向きを変えたり掘ったりできる広さがあり、猫が出入りしやすい入口のものを選びましょう。屋根付きのトイレが合う猫もいれば、嫌がる猫もいます。砂が見えにくいかどうかだけで選ぶのではなく、実際に使っている様子を見て判断してください。

多頭飼いの家では、トイレはいくつ必要?
AAHA/AAFP が出発点として示すのは、猫の数+1個を、別々の場所に分けて置くという考え方です。猫どうしの関係がわかっていれば、それに応じて配置を変えられます。3個をまとめて並べても、離れた行きやすい場所に置いた場合と同じだけの選択肢にはなりません。
動物病院に相談すべき変化
においだけでは、腎臓病も糖尿病も感染症も診断できません。ほかに何が変わったかを記録しましょう。尿の量、何度も行く、血が混じる、つらそうにしている、便の状態、トイレの外での排せつなどです。いつから変わったか、フードや砂も変えたかを獣医師に伝えてください。
コーネル大学は尿道閉塞を緊急事態としています。いきんでも尿がほとんど出ない、まったく出ないという状態は、すぐに治療が必要です。猫が苦しそうにしている場合はとくに急いでください。
掃除の安全とよくある質問
漂白剤は使っていい? 漂白剤を尿やアンモニア、ほかの洗剤と混ぜてはいけません。製品の説明に従い、掃除中はペットを近づけないでください。当店の 猫の排せつ物へのばく露と安全な掃除 のガイドで、人の健康面を扱っています。
フードを変えたほうがいい? においを解決するために、価格や原材料のうたい文句でフードを選ぶのは避けましょう。便の状態の変化が続くようなら、食事と症状について獣医師に相談してください。
消臭グッズは必要? まずは排せつ物の除去、清潔な用具、そして猫が受け入れる配置から始めましょう。任意の製品は、実際の説明書と根拠に照らして評価してください。よいにおいがすることは、表面が清潔である証明にも、健康リスクがなくなった証明にもなりません。
猫の体調がほかに問題ないときに、変更は一度に一つずつ行い、結果を見ましょう。目指すのは、清潔で行きやすく、猫が気持ちよく使い続けられるトイレです。





















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